目次
- 初期設定
- 1. GAS APIの使用を許可する
- 2. Chrome拡張機能をインストールする(後日公開)
- 使い方
- GASSISTANTを開く
- AIとチャットしてコーディング
- 各種ボタン
- デプロイせずに実行
- ロードマップ
- Tips
- 料金プランについて
- クレジットとは
- セキュリティリスクについて
- カスタムDifyの設定(セキュリティ強化・クレジット無制限)
- スクリプトID・スプレッドシートIDについて
- エラーガイド
- 実行権限がありません。GAS側でコードを実行し、権限を承認してください。
- User has not enabled the Apps Script API.
- スプレッドシートIDの取得に失敗しました
- ANYONE access has been disabled by your domain administrator.
初期設定
1. GAS APIの使用を許可する
GASSISTANTを利用するGoogleアカウントでhttps://script.google.com/home/usersettings にアクセスして、Google Apps Script APIをオンにします。
2. Chrome拡張機能をインストールする(後日公開)
この拡張機能はGASを開いた時にワンクリックでGASSISTANTを開けるシンプルな拡張機能です。
スクリプトIDの設定も自動でしてくれるためより利便性が高まります✨
使い方
GASSISTANTを開く
- GoogleスプレッドシートからGASを開く
- GASSISTANTにアクセス
- https://gassistant.vercel.app/ にアクセスします。
- 拡張機能をインストールしていれば、開くためのダイアログが表示されます。
- Googleアカウントでログイン
- GASSISTANTにGoogleアカウントでログインします。
- スクリプトURLの設定
- 本家GASエディタのURLをコピーします。
- GASSISTANTを開き、「設定 > スクリプトURLを入力」に先ほどコピーしたGASのURLをペーストして保存します。
- もし別のGASを操作したいときは、スクリプトURLを変更するだけです。
- GASSISTANTのChrome拡張機能から開けば自動で設定されます。
AIとチャットしてコーディング
- AIとのチャット
- 画面右側にあるチャットボックスでAIとやり取りを行い、コードの提案を受けます。
- 現在のコードは自動的にプロンプトに含まれます。
- URLが含まれていれば自動的にページを閲覧します。
- @を入力すると、メンション機能でスプレッドシートの値やDifyのAPI仕様書を簡単に参照させることができます。
- コードの反映
- AIが生成したコードが表示されたら、「反映」ボタンを押して現在のコードとマージします。
- マージエディタで「すべて適用」とすると一括で変更します。
- 一部だけ変更する場合は、変更しない箇所を「reject」としていき、「完了」とします。
各種ボタン
- 保存してデプロイ
- コードを保存するときは「保存してデプロイ」とするとGAS側にコードが反映され、デプロイが更新されます。
- 実行して自動修正(自動的に保存とデプロイも実行されます)
- コードをテストする際には、「実行して自動修正」ボタンを押すことで、AIが自動的にコードをテストし、必要に応じて改善を行います。
- テストが完了するとAIが提案した改善コードでマージエディタが開きます。
- 手動マージを完了すると、再度テストが実行されます。
- 実行設定
- 実行する関数・引数・スクリプトプロパティを設定できます。
- 引数のjsonはAIを使って生成できます。
- スクリプトプロパティはどのサーバーにも保存されず、HTTPS通信でCodeRunnerGASに送信されます。
- 同期
- GASプロジェクトの最新のスクリプトをGASSISTANTに反映します。
- 設定
- スクリプトIDやカスタムDify(Proプラン)の設定、現在のクレジットを確認できます。
- 新規スレッド
- 新しいスレッドを作成します。
- 過去のスレッドは右のリストボタンから一覧できます。
デプロイせずに実行
このモードはWebアプリとしてデプロイせずに、GASを実行するGASにコードを送信する実行することで、実行が2倍速く、都度権限認証をする必要がなくなるとともに、不完全なコードをデプロイせずに済みます。
動画内ではスクリプトプロパティにAPI_KEYを設定していますが、正しくはPUBLIC_KEYです。
PUBLIC_KEYは秘匿してください。
誤って漏洩した場合は即座にキーを更新してCodeRunnerGASをデプロイし直してください。
ロードマップ
Tips
料金プランについて
クレジットとは
セキュリティリスクについて
カスタムDifyの設定(セキュリティ強化・クレジット無制限)
スクリプトID・スプレッドシートIDについて
エラーガイド
実行権限がありません。GAS側でコードを実行し、権限を承認してください。
Gmail送信やスプレッドシート書き込みなどの処理がコードに含まれる場合、権限の承認が必要です。
GASエディタを開き、実行ボタンを押します。
User has not enabled the Apps Script API.
User has not enabled the Apps Script API. Enable it by visiting https://script.google.com/home/usersettings then retry. If you enabled this API recently, wait a few minutes for the action to propagate to our systems and retry.
エラーメッセージの通り、 https://script.google.com/home/usersettings にアクセスしてGAS APIを有効にしてください。
スプレッドシートIDの取得に失敗しました
設定したスクリプトIDがログインしたGoogleアカウントで利用できない場合に発生するエラーです。
GASやスプレッドシートを所有するGoogleアカウントでログインしていることを確認してください。
ANYONE access has been disabled by your domain administrator.
組織の管理者によって、Webアプリの公開が制限されています。
少なくとも“ANYONE Access”が制限されています。
管理者に連絡するか、”デバッグせずに実行モード”を使用してください。